北海道の観光力の高さを思い知る
北海道の小樽といえばとても有名な観光地で、国内だけでなく海外の方にも人気です。
実際に行ってみたところ、確かにアジア系の外国人観光客で非常に賑わっていました。
ザ・観光地というような王道中の王道の観光地ですが、それだけの人を惹きつける魅力がある場所でした。
また、近年の外国人観光客の急増により、伝統的観光地とインバウンド化の波の両方を乗りこなしており、その特殊さもとても面白いです。
小樽運河 小樽堺筋通りのみどころ
メインストリートである堺筋通りには見所が沢山あります。
メルヘン交差点で文明開化を感じる
観光客がたくさん集まる有名な交差点です。
奥に見える特徴的な建物は小樽オルゴール堂、小樽の明治感が存分に味わえます。
ルタオの人がめちゃめちゃお菓子をくれる
小樽の有名な洋菓子店LeTAO(ルタオ)の本店があり、堺町付近だけで他に4店舗ものお店があります。
店先を通るたびに店員さんがやたらとチョコの試食をくれます。
北海道だからなのかやたらとそのチョコのレベルが高く、とてもうれしい気持ちになります。
そのおいしさにつられて入店すると、店内でもまた試食をこれでもかとくれます。
やはりとても美味しいです。
気づいたらお土産を片手に店を出ていますが、なんだかそれもいいくらいにもてなされ体験ができます。
ルタオ、中々の商売上手です。
北一ホールのカフェの雰囲気がとんでもないことになっている
小樽といえばガラス工芸が有名です。
老舗メーカーの北一硝子の建物の中にある北一ホールというカフェは、とにかくすごいです。
まずはこちらをご覧ください。
どこぞのオシャレカフェ巡りとかそういう次元をはるかに超越した空間となっています。
もはや、どこかのいいホテルの結婚式場にでも来ちゃったのかなという雰囲気です。
全ての灯りは石油ランプで、開店時に手作業で一つ一つ火をつけているそうです。
めちゃめちゃ大変そうですが、それがこの素晴らしい雰囲気を作り出しているのかもしれないですね。
この素晴らしい雰囲気の中でいただくコーヒーはさぞかしお高いと思うでしょう。
なんと400円です。他のメニューも普通の喫茶店のお値段です。逆に安すぎて心配になります。
この観光力の高さ、やはり小樽はただの観光地ではありません。
突然インバウンドが押し寄せてくる
小樽は外国人観光客にとても人気の高い町です。
ゆえに突然インバウンド旅行者向けのがお店レトロな町の中に登場してとても面白いです。
どうやらダイアナ妃が乗ったというゴンドラが展示されているようです。
このインバウンディーな雰囲気、たまりません。
こちらのお店もインバウンディーな情緒にあふれていてとてもいいです。いい意味で雑。
このように、伝統とインバウンドが素敵におり混ざりあい独特な雰囲気が出ているのが小樽観光の奥の深さです。
ちなみに、外国人観光客のほとんどがレインボーアイス(7色の縦長ソフトクリーム)を片手に持って歩いていました。
めちゃめちゃ流行っているみたいです。
回転寿司 和楽のクオリティが高すぎる
堺筋通りの奥にある和楽という回転寿司屋さんがとにかくすごいです。
北海道の回転寿司はどこもすごいですが、ここは特にネタのクオリティが高すぎます。
最高です。
いかも最高
小樽は運河の町だけあって海鮮のクオリティがすごいです。特にウニは積丹半島が近いこともあるのか新鮮でとても美味しいです。
何も考えずに行って大丈夫です。
かま栄のかまぼこを買って帰る
海鮮やケーキなどの生ものが小樽には多いので、持ち帰れるものとしてかま栄のかまぼこがおすすめです。
かまぼこ工場に隣接しており、北海道の素材を生かしたかまぼこがいただけます。
パンロール、というパンですり身を包んだ商品が面白いです。
たかが観光地ではない
以上のように小樽はとんでもない魅力をかかえた観光地の王ともいえる場所です。
そりゃあ海外からもバンバン人は来ますよ、といった印象です。
伝統とインバウンドが織り混ざった独特の雰囲気も私は好きです。
是非、行くべきです。