四国旅行

【四国旅行】 香川 こんぴらさん(金刀比羅宮)長い石段登りが楽しい定番スポット

香川旅行では外せない場所

香川の最も有名なスポットの一つであるこんぴらさんは、ベタながらたくさんの魅力があり非常に楽しいスポットなので香川旅行で最もおすすめな場所だと思います。

こんぴらさんとは?

香川県の西部寄りに位置する琴平町にある神社です。山の中腹に位置しており長い石段を登って参拝するのが特徴です。

江戸時代より人気のある場所で、伊勢神宮に参拝する【お伊勢参り】に次いで【こんぴら参り】というのは庶民の憧れの旅だったと言われています。

長い石段登りと点在するスポットはもはやダンジョン攻略

こんぴらさんの本宮に行くには785段の石段を登りきる必要があります。全体としてまあまあな辛さがありますが、ただ階段を登るだけでなく各所に見所があり登るだけで非常に楽しめます。RPGのようにそれらが絶妙なバランスで散りばめられており、まさにダンジョン攻略のような楽しさがあります。

0〜365段目 お土産屋さんと食事ゾーンを経て大門へ

参道沿いにはさまざまなお店が並んでいます。香川ならではの和三盆を使ったスイーツやうどんのお土産が多い印象です。

おいりソフトを買えば勝ち

参道でぜひ買っておくべきなのは【おいりソフト】です。おいりというのは香川県の嫁入り菓子(引き出物?)のようなのですが、これがまあインスタ映えします。

おいりソフトかわいすぎ!左の茶色は和三盆味

これが出てきた時点で旅のテンションがとても上がります。

さらに、参道でうどんを買うなら日の出製麺所の麺がおすすめです。一日30分しか空いていない超有名店の麺が買えます。

そんなこんなで参道を楽しみつつ急な階段を登っていくと大門にたどり着きます。

ここまでで既に結構な達成感と疲れがあるのですが、残念ながらここがこんぴらさんの入り口の門です。私はこの頃2歳の息子(10kg)をおんぶしてのお参りだったのでこの事実に愕然としました。

大門の脇の見晴らしが良く休憩したくなる絶妙な位置に飲み物を売っているおばちゃんが居ます。まんまとポカリスエットを買いました。

笑顔でしあわせ!

366〜500段 神馬広場を抜けた先に資生堂パーラーの誘惑

大門を入るとしばらく平坦な道と緩やかな石段が続きます。

桜がとっても綺麗でした。

建ち並ぶ金壱百萬円の石碑

神馬がいる

そのエリアを抜けると神馬という白馬がいる広場に出ます。

神馬さま

他には金色の大きいプロペラなどがありました。海運の神様だからですかね。

その後鳥居をくぐってまた石段が険しくなります。

資生堂パーラーの誘惑

境内を抜け疲れもピークを迎え始めた中に、突然資生堂パーラー神椿というカフェが現れます。

資生堂が運営しているカフェで、銀座を中心に都内に多いおしゃれなお店です。

そこの神椿パフェとやらがまあおいしそうなんです。

しかし参道でおいりソフトを食べている我々には休んでいる暇はありません。帰りに寄ろうと心に誓い資生堂パーラーの誘惑を断ち切ります。

500段〜785段 一度のぬか喜びを経てついに本宮!〜そして伝説へ〜

資生堂パーラーの誘惑を抜けるとついに大きな社が見えてきます!

ようやく!と思うとこれは旭社というものでした。右手にまだまだ階段が続いています。

こんぴらさんはこのように何度も着いた感を演出してヘトヘトになった我々を下山させようとするのです。

その後うっそうとした森と急階段を経て

ようやく本宮に到着します!

なかなかの達成感といい景色に迎えられ最高の気分になります。

海運の神様なので船も飾ってある

ゆっくりと休み下りは資生堂パーラーに寄って一杯やりつつ帰りましょう!!

とはいきません。

こんぴらさんには本宮の奥にエクストラステージである奥宮というのがあるのです。

そこにはそこでしか売っていない天狗守りという重要なアイテムがあります。

最後まで登るとなんと1368段!

しかもめちゃめちゃ距離も長い!ゆるやかな山道がひたすら続く感じです。本宮から30分くらいかかります。

今までのように楽しい見所は少なく、ただひたすら山を進む登山になります。

時折、ぽつんと小さめの社があるくらいです。

まさに隠れダンジョンの奥に潜む裏ボスのごとき様相。

子連れ旅行にはあまりおすすめできませんが、体力に自信のある方は是非行ってみて下さい。

そして天狗守りをゲットしてください。

ABOUT ME
nijinochichi
0歳4歳の二児の父です。子連れ旅行情報を書いています。関東在住